今後10年間の長期経営戦略について、Yは次のように説明している。「今後もユニクロ単体で売上高、利益とも年率30%成長をめざしたい。(そのためには)(1)新規事業への推進、(2)カジュアル衣料の新展開、(3)世界主要市場への進出、の三つです。新規事業は年間売上高が1000億円、経常利益率10%以上が短期間で達成できる見込みのある分野を対象とする。ユニクロのビジネスモデルは他の分野にも応用できる確信がある。靴など衣料品関連分野のほか、食品販売にも進出する方針。アメリカや中国の大規模農場を使って材料を調達するなど仕組みを変えれば、既存のスーパーの10分の1の価格で商品を提供できる。海外展開は01年秋、ロンドンに1号店を開き、3年後をめどに約50店まで拡大する。世界主要都市にも展開する方針。景気低迷のつづく日本でいくら一所懸命がんばっていても将来は危うい。海外と国内の売上高をそれぞれ1兆円にする」異業種企業の合併・買収(M&A)も検討するらしい。「ファーストリテイリングには今、日本で一番といわれる製造ノウハウがあるため、商品のジャンル選定をまちがわなければ、もう一段高いステージへ上がれるのでは」
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