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資本、あるいは資金を投下する

資本、あるいは資金を投下することです。投資するとはやさしく言えば「投じる」。でも、やさしく「投げる」ことと、言ってよいかどうか。微妙ですね。投げるという言葉、どうも、当てずっぽうに投げるようなニュアンスがありませんか。それこそ投げやりというような。もちろん、ピッチャーが投げるときにはねらって投げているわけですけれども。投資と言うときには、その、ねらっているという感じをはっきりさせるために、投下する、投入する、投じるなどと、表現しているのです。さてそれでは、投資とは何をねらう行動でしょうか。簡単に言えば、そのおカネをより大きくして回収することをねらう行動です。投じた資金よりも増えている分をもうけ、かたくるしくは利潤と呼びますから、投資とは利潤を獲得する目的で、なんらかの用途(使いみち)におカネを振り向けること、となります。利潤だけでなく、投資した資金も回収される、つまり投げた球は、ピッチャーに返ってくるのだということも見落としなく。

サハラ以南のアフリカ諸国の輸出の90%

サハラ以南のアフリカ諸国の輸出の90%は一次産品が占めており、経済の多角化が遅れています。ナイジェリアは石油、ザイールは銅やコバルト、ギニアはボーキサイトにそれぞれ大きく依存しています。ケニア、タンザニア、ガーナなどはコーヒー、綿花、ココアなど、特定の農産物の輸出に依存する構造です。鉱物や農産物は価格変動が激しく、計画的な経済運営を難しくさせます。慢性的に資金が不足し、工業育成も外国からの援助や借金を前提にしなければ不可能ですが、これまでの債務の返済ができなくなり、新たな融資が受けられなくなる国も相次いでいます。アフリカ諸国は世界銀行や国際通貨基金(IMF)などとともに、経済構造を改善しようと努力してきました。しかし、補助金削減による財政立て直し一つとってみても、現実にはなかなか実行できません。補助金削減に伴う生活必需品や公共料金の値上げをきっかけに暴動が起き、政治情勢が不安定になった実例が少なくないからです。

迎え撃つスカパー

迎え撃つスカパーは、97年11月からメインのCMタレントを、日本人の松田聖子に替え、知名訴求から加入促進に重点を置く戦略に転換する。98年のスカパーは、5月の合併によるフジテレビ色が広告にも反映され、小林克也や中井美穂が踊るバージョンを投入。ディレクTVはイタリアのセリエAのCS独占放送権を手中にしたことから、サッカーの中田英寿が出演するCMを11月から放送。同年に投下された両社の広告費はスカパー45億円、ディレク39億円と推定される。さらに、99年のスカパーは、SMAPの中居正広をCMタレントにすえるとともに、セ・パ両リーグのプロ野球のほぼ全試合中継、セリエAの放映権をむこう3年、21億円で取り返すなど、スポーツ系の番組に充実をはかり、ディレク追い落としに拍車をかけた。さて、スカパーに代表されるCS放送事業者はプラットホーム事業者と呼ばれ、放送の伝送施設は衛星会社から借り、番組ソフトは数十社から供給を受ける、これまで日本の放送事業者にはない新しい放送局である。